息をすることに躊躇いはないかい

指をさされてもなおためらいはないか?

タイトル未定

休日はできるだけ外出していたい。 遅く寝ていられない。休日だからこそ、寝てる場合じゃない。目的はなくてもなんとなく家にいるのがもったいない気がする。

仕事を始めて3年、そう思うようになった。 学生の頃は、休みの日は一日中家にいてパソコンやゲームをして、一歩も外に出ないことがよくあったし、ごろごろして家事も手伝うことがほとんどなかった。朝10時とかに起きて、ぼんやり朝(?)ご飯を食べて、あっという間にお昼になって、暇だなあと思いつつも何をするわけでもなく日が沈んでいく。べつにそれに不満もなかったし、ほんと休日ってすぐ終わるなあくらいにしか思っていなかった。

社会人になると、休日の過ごし方は変わってきた。はじめの頃は慣れない環境にいっぱいいっぱいで休日くらい遅くまで寝ていたいということもあったが、しばらくして慣れてきたところで、休みの日に家にいるのがもったいないと感じるようになった。

最近はだいたい午前中に家事・買い出しを終えて、昼から出かけて、夕方に帰宅、夕ご飯の準備という流れができている。基本的に暇だなあと思うことがなくなった。むしろ、毎週やりたいことが多すぎて忙しいくらいだ。

そうなったのはたぶん、平日は基本的に会社にこもってひたすらパソコンと向き合っているからだと思う。学生の頃は毎日大勢の中で過ごしていたし、行事もあったし、だから休日くらいゆっくりしていたかったのだろう。友達と遊ぶこともたまにあったが頻繁ではなかった。

今は誰かと話すにしてもほぼ決まっているし、そもそも雑談もあまりしないし、一日ほぼ座りっぱなし。おそらくその反動で、むしろ「休日くらいどこか出かけたい」になっているのだろう。

それから、寂しいからでもあると思う。実家にいれば自分以外誰かがいるし、寂しいと思うことはなかった。だけど、一人暮らしになると、友達も近くにいない・家族も離れている状況でぽつんと独りで過ごすのがなんともなしに「寂しい」。

「一人」と「独り」の違いだろうか。

基本的に外出しているときの “お一人様”に抵抗はないし、楽だし、好きだ。でも家にいるときの”お独りさま”はわりと辛い。これが「一人で過ごす」「独りで過ごす」の違いだ。

人と話すのが苦手で一人で過ごすのが楽で好きなのに、こういうところで寂しさを感じるのはちょっと矛盾を感じる。でも一人で外出しているときに寂しいなあと思うことはあまりない(場所にもよる)。

そんなわけで平日は同じことの繰り返しなので、とにかく休日くらいは有意義な一日にしたい気持ちがすごい。予定がやること・やりたいことだらけなので必然的に早起きになる。でも早く起きると気持ちがいいし、そのあとしゃきしゃき動けるような気がするし、「早起きは三文の得」などと言われるが本当にその通りだ。

平日は隙の時間を見つけては今度の休日は何しようかとあれこれ考えている。月曜日から考えている。笑 それでいつもやりたいことが多すぎてしまう。 現実逃避な気もするけど、充実感は感じるのでストレス解消になっているのかな、と思っている。